ジャニーズ事務所の一連の問題が指摘される中、社名変更がされるか否かが注目されています。
2023年9月段階ではジャニーズ事務所の社名が変更されるといった情報は出ていませんが、ジャニーズ事務所が社名を即座に変更しない理由は何なのでしょうか。
今回は、ジャニーズ事務所が社名を変更しない理由や新社名の候補としてどんなものがあるのかについてまとめてみました。
こんな人におすすめ
- ジャニーズ事務所が社名変更しない理由が知りたい
- ジャニーズ事務所の新社名の候補はどんなものなのか気になる
ジャニーズ事務所が社名変更しない理由7選
世間では一連の問題を通して、ジャニーズ事務所の社名変更が注目されています。
ジャニーズ事務所が社名を変更しない理由は何なのでしょうか。
ジャニーズ事務所が社名変更しない理由①｜社名変更費用が多額なため
ジャニーズ事務所が社名変更をしない理由の1つ目は「社名変更費用が多額なため」というものが挙げられます。
ジャニーズ事務所は昔から様々なところで社名が使われてます。
ジャニーズ事務所の社名を変更するだけでも、関連会社の登記情報に加え、ロゴやジャニーズショップ、各種のグッズまでも変更する必要が出てくることになります。
社名が絡むすべてのことを変更するのにいったいどれぐらいの時間とお金がかかるのか……。数億円で済むようなものでもなさそう
引用：ピンズバ
ジャニーズ事務所の社名を変更するだけでも数億円以上はかかるのではないかと言われています。
かなり莫大な金額ですね。
これまで無借金経営を続けていたジャニーズ事務所ですが、今後の世間からの影響に加え、数億円の出費となると経営に大きく影響するのではないかと予想されます。
よって、費用が多額になることが社名変更をするにあたってネックになっているのではないでしょうか。
ジャニーズ事務所が社名変更しない理由②｜売上減少の可能性もあるため
ジャニーズ事務所が社名変更をしない理由の2つ目は「売上減少の可能性もあるため」というものが挙げられます。
それは社名変更によるファンクラブ会員の減少による減収です。
ジャニーズ事務所がこれまで大きく売上を伸ばすことができた大きな要因としてファンクラブの存在があります。
年会費は4000円で、全体の会員数は実に約1300万人だから、会費の総額は1年で約520億円に上る。日本一のファンクラブ組織と言っていい。
引用：Yahooニュース
ファンクラブから520億円の収入があるということでかなりの売上であることがわかります。
仮に社名を変更した場合にファンクラブ離れが起こることも想定され、それによる収入減も発生すると考えられます。
売上が大きく減少する可能性もあるため、社名変更に踏み切れないという事情があるのではないでしょうか。
ジャニーズ事務所が社名変更しない理由③｜ファンが反対しているため
ジャニーズ事務所が社名変更をしない理由の3つ目は「ファンが反対しているため」というものが挙げられます。
ジャニーズのファンクラブには熱狂的な会員もたくさん存在しています。
ジャニーズ事務所の一連の問題が報道されている中でも、ジャニーズ事務所を引続き応援し続けるといったファンも多いことでしょう。
社名を変更すると、ファンクラブ全体の名称も変えなくてはならない。だが、会員の多くは社名変更を望んでいないという。
引用：Yahooニュース
実際に、社名変更を望んでいないファンクラブ会員も多く存在しているようです。
ジャニーズ事務所を支えてくれてたファンの方々の意向を考慮した結果、社名変更になかなか踏み切れなかったのかもしれません。
ジャニーズ事務所が社名変更しない理由④｜同族経営を続けたいため
ジャニーズ事務所が社名変更をしない理由の4つ目は「同族経営を続けたいため」というものが挙げられます。
ジャニーズ事務所は創業者のジャニー喜多川さんを始めとする、その親族にて経営が行われていました。
東山紀之新社長が就任した後も、藤島ジュリー景子さんが100％の株を保持しているということで、経営権は未だ藤島ジュリー景子さんの手の中にあるということになります。
ジャニーズ事務所にとって創業家一族の〝血〟は重要なことだった。 「そうした〝教え〟をジュリー氏も刷り込まれている。ジャニーズ事務所という社名と一族経営はセットで、崩壊するようなことはあってはならない」
引用：Yahooニュース
やはり「私たちの一族が作り上げた会社」という創業一家としての想いはかなり強いものなのでしょう。
ジャニーズ事務所という社名はそういった経営者としての想いの象徴なのかもしれません。
そういった同族経営をこれからも残していきたいという想いがあるため、社名変更ができないのではないかと考えられます。
ジャニーズ事務所が社名変更しない理由⑤｜ジャニーズタレントにプライドがあるため
ジャニーズ事務所が社名変更をしない理由の5つ目は「ジャニーズタレントにプライドがあるため」というものが挙げられます。
ジャニーズタレントの方たちがここまで世間を楽しませ、十分に活躍する土台を作ることができたのは紛れもなくジャニーズ事務所のおかげではあります。
そのため、「ジャニーズ事務所に育ててもらったんだ」というプライドは非常に大きなものなのでしょう。
ジャニーズというのは創業者の名前でもあり、初代グループの名前でもありますが、何より大事なのは、これまでタレントが培ってきたエネルギーとかプライド。その表現のひとつでもいいのではと思っています」として、現状は変更しない方針
引用：Yahooニュース
そういったプライドは新社長である東山紀之さんにも、もちろんあるはずです。
ジャニーズ事務所が大きな問題を引き起こしてしまったとしても、それとは代替することができないくらいのプライドを持っていても不思議ではありません。
そういったタレントたちのプライドを考慮した結果、社名変更はしないと判断したのかもしれませんね。
ジャニーズ事務所が社名変更しない理由⑥｜被害者の気持ちを汲んでいないため
ジャニーズ事務所が社名変更をしない理由の6つ目は「被害者の気持ちを汲んでいないため」というものが挙げられます。
ジャニーズに直接関係がなくても、過去に性的被害を経験した方々がニュースを見聞きしたことをきっかけに、フラッシュバックなどの症状を起こすことは十分に考えられます。報道の仕方も含め、十分に配慮が必要になるでしょう」 「ジャニーズ」という言葉で、多くの人が傷つくーー。
引用：Yahooニュース
被害者としては、当時の状況をフラッシュバックする症状を起こしてしまうこともあるようです。
実際に、当事者の会の二本樹顕理さんは「(ジャニーズという社名を見聞きすると)過去の被害体験を思い出したりフラッシュバックしてしまう」とも話しているとのこと。
被害者ファーストで考えた場合、社名変更の選択肢は避けられないような気もしますが、そういった動きがないというのは、まだ十分に被害者の想いをくみ取り切れていないのかもしれませんね。
ジャニーズ事務所が社名変更しない理由⑦｜新社名がまだ決まっていないため
ジャニーズ事務所が社名変更をしない理由の7つ目は「新社名がまだ決まっていないため」というものが挙げられます。
もしかすると、社名変更は裏では決まっている可能性もありますが、肝心の新社名が決まっていないため確定的なことを発表できないという事情があるのかもしれません。
ジャニーズ事務所の社名変更はかなり世間で注目を浴びているため、下手な名前を付けて再度物議を醸すようなことはあってはならないというのが事務所の考えとしてはあるでしょう。
同族経営の事情、費用や売上など様々な事情が複雑に絡んでくるため、新社名を決めるのにかなりの時間を要するのは確かでしょう。
「社名変更します」と発表した後に「色々考えましたが現実的ではありません」と発表を二度三度曲げてしまうのはよくありません。
新社名をあらかじめ決めて、問題なさそうだったら、社名変更をするか否かを公表するという手順をとる可能性もあります。
そんなジャニーズ事務所の社名変更ですが、新社名の候補としてはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
ジャニーズ事務所の新社名候補があるのは本当？
ジャニーズ事務所の社名変更が騒がれる中、果たして新社名の候補はあるのでしょうか。
実際、ジャニーズ事務所の新社名の候補として確定的なものがあるのかどうかは正式には公表されていません。
しかし、世間では多くの人が新社名を予想し候補を挙げていたため、ご紹介していきたいと思います。
ジャニーズ事務所の新社名候補①｜株式会社ジャニーズ
ジャニーズ事務所の新社名候補として挙げられているのが「株式会社ジャニーズ」です。
以前の社名は「株式会社ジャニーズ事務所」であり、「事務所」という部分を取り除いた形になります。
確かに社名自体は変化していますが、肝心の「ジャニーズ」というワードが残っています。
これでは世間の納得は得られそうにありません。
もしかすると、とにかく社名変更することを優先した結果「株式会社ジャニーズ」となる可能性はゼロではないかもしれませんね。
ジャニーズ事務所の新社名候補②｜J DREAM
ジャニーズ事務所の新社名候補として挙げられているのが「J DREAM」です。
ツイッターで予想されていたものに「J DREAM」や「J FUTURE」といった「J」を残すのではないかと考えている人もいるようです。
ジャニーズの頭文字「J」を残しつつ、「FUTURE」や「DREAM」といったそれっぽい単語がつけられています。
元々のジャニーズ事務所という名前と比較して、印象もガラッと変わっているためアリかもしれませんね。
ジャニーズ事務所の新社名候補③｜ヒガシーズ
ジャニーズ事務所の新社名候補として挙げられているのが「ヒガシーズ」です。
ジャニー喜多川さんの名前をとって「ジャニーズ」となっていたということで、東山紀之さんの名前を同じくとった結果「ヒガシーズ」になるといった案です。
これまでの名前の付け方に倣った結果としてはあり得そうですが、あまりにもそのまま過ぎて世間の方からのウケはあまりよくない可能性もありますね。
ジャニーズ事務所の新社名候補④｜東山プロダクション
ジャニーズ事務所の新社名候補として挙げられているのが「東山プロダクション」です。
社長である東山紀之さんの苗字を取り、「プロダクション」という芸能事務所によく使われるワードをつけたものになります。
聞き心地的には割と自然ではないでしょうか。
可能性としては新社名の候補として現実的なラインではないでしょうか。
ジャニーズ事務所の新社名候補⑤｜東山興業
ジャニーズ事務所の新社名候補として挙げられているのが「東山興業」です。
こちらも社長の苗字である東山を抜き取った社名となります。
さらに、芸能事務所の吉本興業のような「興業」という文言を付け加えても違和感がないように感じます。
今までがカタカナ横文字での社名だったため、漢字に改めることで一気に堅実な雰囲気が出ます。
実際に10月2日の会見で新社名が発表されるとのこと。
今後のジャニーズ事務所の命運を左右する大きなイベントですので、是非とも10月2日の会見に注目したいですね。