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【炎上動画】上げ馬神事の馬がかわいそう!事故で安楽死に?多度大社に反対署名も

2mという絶壁を馬が駆け上がる伝統行事「上げ馬神事」

馬が壁を越えた回数で、農作物の作柄を占うという行事ですが、この上げ馬神事に対して全国から猛烈な批判が集まっています。

「動物虐待」「馬がかわいそう」など反対の声を求める声が多数存在。

この上げ馬神事についての世間の声や成功立などをまとめてみました。

こんな人におすすめ

  • 上げ馬神事について馬がかわいそうだと感じている人の意見が知りたい
  • 上げ馬神事の成功率について知りたい

多度大社の上げ馬神事はいつからやってる?

この上げ馬神事ですが、いつから行われている行事なのでしょうか。

実は700年ほど前から多度大社で行われている伝統行事であり、南北朝時代から行われている行事になります。

郵便番号:〒511-0106

住所:三重県桑名市多度町多度1681

アクセス:養老鉄道多度駅から徒歩で25分、東名阪自動車道 桑名東ICから約15分

700年前といえば、時代的にいうと室町時代。

始まったのは1338年〜1341年だと言われています。

始まった記録は長島一向一揆で消失したためあいまいだそう。

とはいっても、かなり古くから行われている行事であることがわかりますね。

【炎上動画】上げ馬神事の馬がかわいそう!反対廃止の声も

上げ馬神事は伝統的な行事ではありますが、反対や廃止の声が全国から寄せられています。

「つらい」「見てられない」といった声が多数あがっていることがわかると思います。

コロナ禍で上げ馬神事が行われず、2023年から再開したことで注目度があがり、反対廃止の声が増加したんですね。

しかし、上げ馬神事に対する反対の声は以前からありました。

「ドン引き」「かわいそう」「不愉快」など、かなり強めの批判の声が寄せられています。

10年以上前から上げ馬神事に対して、懸念の声を示す人がいたことがわかりました。

今に始まった話ではなかったということですね。

上げ馬神事の成功率は16%で過去4頭が安楽死していた

そんな反対廃止の声が寄せられている上げ馬神事ですが、馬が2mの壁を超えられるのはどれくらいの確率なのでしょうか。

2023年に行われた上げ馬神事から成功率を計算すると『16%』ほどでした。

初日は0/12回成功、2日目は3/6回成功だったのだそう。

その他過去の正確な成功データは見つけることができませんでしたが、儀式の中で馬の骨折が起こることもあり、高確率で成功する儀式ではありません。

馬が脚を骨折するというのは絶体絶命。

飼育するのにもお金がかかるわけですから、そのまま安楽死という選択肢も取られたりします。

上げ馬神事では2023年の1頭を含め、過去4頭が犠牲になったとのことです。

負傷祭馬につき、様々な誤った情報が錯綜している事から、調査した内容を示させていただきます。5 月 4 日、祭馬が馬場を駆けている途中に馬場内で躓き転倒し負傷しました。
当該地区の祭事関係者が祭馬の安全確保のため馬体を起こし、直ちに馬装を解き、腹帯を緩める等の対応を取り、寝かせないようにとの指示のもと獣医師の診察をうけました。通行規制があり、馬運車が入れない状況下のため、その間、祭馬に少しでも負担が掛からないよう鎮痛剤の投与を受けました。祭事関係者、馬主、獣医師が協議し、車到着(この間 1 時間程度)後、ただちに祭馬に一番負担にならない適切な処置が獣医師によりとられました。

引用:7cb90b4e89bebc8612031bfdbf7c6bc6.pdf (tadotaisya.or.jp)

運営側では直接的な表現を避けていますが、ニュースなどの報道と照らし合わせると「適切な処置」はおそらく「安楽死」を意味しています。

毎年犠牲になっている馬がいるわけではありませんが、とても過酷な儀式であることがわかりますね。

馬も命がけでこの行事に挑まされているのです。

上げ馬神事に馬がかわいそうと反対の声多数!成功率は低かった

700年も続く「上げ馬神事」ですが、何年も前から反対廃止の声が数多く寄せられていることがわかりました。

加持祈祷の意味が込められているからこそ続けたいと考える神社側、動物虐待だと批判する国民。

宗教が絡んでいるからこそ、難しい問題になりそうです。

しかし、人間は伝統という意識がありますが、馬は本能レベルで嫌がることは間違いありません。

そのことをしっかりと理解したうえで、人間は判断する必要があります。




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