2023年12月23日のクリスマス目前、自宅に届いた高島屋のケーキがぐちゃぐちゃに崩壊していたというニュースがありました。
年に一度のイベントというだけあり、被害にあった方は悔しい気持ちでいっぱいだと思われます。
そこで今回は高島屋ケーキのぐちゃぐちゃ崩壊の原因や、ぐちゃぐちゃになってしまった責任の所在が一体どこなのか見ていきましょう。
こんな人におすすめ
- 高島屋ケーキのぐちゃぐちゃ崩壊の原因が何か知りたい
- 高島屋ケーキの製造元や責任の所在がどこにあるのか気になる
目次
高島屋ケーキが一部ぐちゃぐちゃの状態で配達されていた
2023年12月23日、高島屋で注文したケーキがぐちゃぐちゃ崩壊した状態で配達されたということがSNSで一気に拡散されました。
大手デパートの高島屋がオンラインで予約販売したクリスマス用のケーキの一部が崩れた状態で届けられた
引用:NHK
クリスマス目前でパーティーなどを企画していた人も多い日にちであったため、ショックだった方も少なからずいたのではないでしょうか。
さらに今回注文されたケーキは全部合わせて2900件注文されていたとのことですが、2023年12月25日時点で530件でクレームがあるようです。
実際に届いた状態のケーキを見てみても、擦れながら崩壊していたり、壁面にぶつかってぐちゃぐちゃになってしまっていることが伺えます。
中には9つ頼んだうち8つが崩壊していた状態であったと言われているため、かなりの確率でぐちゃぐちゃのケーキが届いてしまったのではないかと思われます。
そんな高島屋のケーキですが、ぐちゃぐちゃ崩壊してしまった原因は一体何なのでしょうか。
高島屋ケーキのぐちゃぐちゃ崩壊の原因5選!
ここでは高島屋ケーキがぐちゃぐちゃ崩壊した状態で届いてしまった原因について見ていきましょう。
結論として、高島屋のケーキがぐちゃぐちゃ崩壊になった明確な原因は明らかになっていません。
しかし、ケーキの特性や配送業者の配達条件などを見てみると、崩壊につながった原因がある程度は推測が可能になります。
考えられるケーキ崩壊の原因を5つまとめてみました。
高島屋ケーキのぐちゃぐちゃ崩壊原因➀|梱包が簡素
高島屋ケーキがぐちゃぐちゃ崩壊してしまった原因の1つ目としては「梱包が簡素」というのが挙げられます。
高島屋の崩壊したケーキの写真を見てみると、白い箱の真ん中にケーキがおいてあるだけの梱包となっています。
左右に遊びがあるため、余白の分崩れる可能性も高くなりますね。
それに対して、別の百貨店で注文かつ別会社が製造したケーキを見てみると、梱包がよりしっかりしていることがわかります。
多少の揺れがあっても、完全崩壊しない梱包となっています。
このような梱包方法が簡易的であることが崩壊につながったのかもしれませんね。
高島屋ケーキのぐちゃぐちゃ崩壊原因➁|冷凍が不十分だった
高島屋のケーキがぐちゃぐちゃに崩壊してしまった原因の2つ目としては「冷凍が不十分だった」というものが挙げられます。
今回崩壊していたケーキは冷凍ケーキであったようです。
しかし、崩壊した後の状態や壁面のクリームの付き方を見れば、十分に冷凍されていたようには思えません。
見た目は雪崩(なだれ)ていたから、ドロドロっていうか。写真通りな感じで崩れていたんですけど、中はちょっと硬かった。
引用:FNNプライムオンライン
実際に注文した被害者も、中身は少し凍っていたもののクリームはドロっとしていたようです。
何かしらの不具合があって冷凍が上手くいかなかった、もしくは製造された順番の関係により冷凍されていたものと冷凍されていない状態のものが含まれてしまっていたのかもしれません。
実際に冷凍がどれほどされていたのかは定かではありませんが、冷凍状況が崩壊の原因になった可能性もあります。
高島屋ケーキのぐちゃぐちゃ崩壊原因➂|材料にこだわってしまったため
高島屋のケーキがぐちゃぐちゃに崩壊してしまった原因の3つ目としては「材料にこだわってしまったため」というものが挙げられます。
今回の崩壊していたケーキは材料にもこだわってつくられたケーキ。
実際のHP上の説明にも以下の記載がありました。
冷凍便でお届けします。解凍まで時間がかかりますのでご注意ください。北海道産生クリームをきれいなフリル状に絞り、天面にはスライスした苺を丁寧に盛り付けました
引用:FNNプライムオンライン
北海道産生クリームを使っていたとのことで、動物性クリームを使っていた場合は型崩れしやすいとも言われています。
顧客に美味しいケーキを届けようとして材料にこだわってしまったあまり、耐久性に欠けるケーキになってしまったのかもしれません。
それを補うくらいに梱包にはこだわるべきですが、使用していた材料もぐちゃぐちゃ崩壊の原因になったと考えられます。
高島屋ケーキのぐちゃぐちゃ崩壊原因④|配送業者との連携不足
高島屋のケーキがぐちゃぐちゃに崩壊してしまった原因の4つ目としては「配送業者との連携不足」というものが挙げられます。
今回の高島屋のケーキですが、注文者のもとに配達したのは「ヤマト運輸」であると公開されています。
このケーキは外部のレストランの監修のもとで埼玉県羽生市にある菓子メーカーが製造・こん包し、ヤマト運輸が配送を請け負ったということです。
引用:NHK
ヤマト運輸といえば運送の大手企業ですが、以下の画像のように配送には条件が設けてあります。
赤囲みがしているように、「デコレーションケーキ(クリーム・チョコレートや果物などで飾ったケーキ)は送れません」と明確に記載があります。
今回のケーキはクリームにイチゴで飾り付けがしてあるもので、ヤマト運輸が運送できない条件に当てはまります。
もしかすると、ヤマト運輸と運送依頼側との間で運送物に関するやり取りで食い違いがあったのかもしれませんね。
このように、配送業者との連携不足がケーキのぐちゃぐちゃ崩壊の原因になった可能性も考えられます。
高島屋ケーキのぐちゃぐちゃ崩壊原因➄|スケジュールがタイトだったため
高島屋のケーキがぐちゃぐちゃに崩壊してしまった原因の5つ目としては「スケジュールがタイトだったため」というものが挙げられます。
今回のケーキはただのケーキではなく、クリスマスという期限が決められたケーキであり、それらを2900個決められた場所に届けないといけないという期日が決められています。
よって、製造してから顧客に届くまでの工程で遅れが生じれば、期日に間に合わすためのスケジュールがかなりタイトになってしまう恐れもあるでしょう。
今回のケーキに関しても、いずれかの工程で遅れやトラブルが生じてしまい、期日に間に合わすために少し作業が煩雑になってしまった可能性も考えられます。
このように、高島屋のケーキがぐちゃぐちゃになって配達されてしまった理由は現在は明らかになっていません。
今後何かしらの形で報道などがなされると思われますので、新たに情報が出次第追記していきたいと思います。
そんな高島屋のケーキがぐちゃぐちゃになって配送された問題ですがどこが責任を担うことになるのでしょうか。
高島屋ケーキ崩壊問題の責任はどこ?製造元のウィンズアークではない?
ここでは高島屋のケーキがぐちゃぐちゃに届いてしまった問題ですが責任はどこにあるのでしょうか。
結論として、高島屋のケーキ崩壊問題の責任がどこにあるのかは現段階では定かになっていません。
今回ケーキを作った製造元は「ウィンズアーク」という企業になります。
郵便番号:〒348-0032
住所:埼玉県羽生市秀安407
そのウィンズアークにネット記事の記者が問い合わせたところ、以下のように回答があったとされています。
製造会社の担当者
「高島屋が全責任をもってやっているので、うちから答えられるコメントは一切ございません」――全責任は高島屋にある、と?
製造会社の担当者
引用:日テレNEWS
「もちろんでございます。お答えできません。調査中です!」
製造会社によると、責任は高島屋にあるという認識であるとのことですが、「調査中です」とも答えているように責任の所在は現段階ではあいまいであることがわかります。
このように、今回のケーキ問題は様々な企業が絡み合って一つのサービスとなっているだけに責任の所在があいまいになっているのかもしれませんね。
ケーキがぐちゃぐちゃになった一番の原因を突き止めることができれば、責任の所在もはっきりとしてくるかもしれませんね。
今後、新たに報道が出次第追記していきたいと思います。