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自民党裏金問題の告発者は誰?発端きっかけやなぜバレたかを徹底解説




2023年11月後半から自民党の最大派閥にて政治資金パーティーでの裏金問題などが取り上げられています。

政治団体という一見外部からは真実が見えにくい団体で起こった出来事ではありますが、告発者やバレたきっかけが気になる人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は自民党裏金問題の告発者が誰なのか、その発端きっかけやなぜバレたのかについてまとめました。

こんな人におすすめ

  • 自民党裏金問題の告発者が誰なのかが知りたい
  • 自民党裏金問題の告発者発端やきっかけ、なぜバレたのかが気になる









自民党の政治資金パーティーで裏金・パーティー券問題疑惑

2023年11月頃、自民党の最大派閥内にて政治資金パーティーでの裏金疑惑が発覚しました。

政権の要・官房長官を担う松野氏のほか、高木国会対策委員長、世耕参議院幹事長ら派幹部を含めた大半の議員側がキックバックを受けていた疑いのあることが明らかになり

引用:政治マガジン

収支報告書にパーティー券の一部売り上げの記載が無かったり、所属議員のパーティー券販売ノルマ超過分をキックバックとして自身の懐にいれていたとのこと。

一連の不正が発覚する中「安倍派」や「二階派」のみならず「岸田派」でも、パーティー券の収支報告書の記載が正確ではなかったことが明らかとなっています。

日本の政治をけん引する重要人物もキックバックを受け取っていた可能性があることが発覚しており、日本のトップ政治家の更迭が余儀なくされているといった事態に発展しています。

政界で大きな力を誇っている巨大派閥の存亡を揺るがす出来事に発展していますが、そもそも自民党の裏金問題を告発したのは一体誰なのでしょうか。




自民党裏金問題を告発したのは誰?法学部教授か?

近頃世間を騒がせている政治資金パーティーの裏金問題ですが、自民党裏金問題を告発したのは一体誰なのでしょうか。

政治とお金が絡む問題であるため、内部の人間やかなりの有識者による告発があったと考えられます。

そんな自民党の裏金問題を告発したのは一体誰なのでしょうか。

自民党裏金問題の告発者は上脇博之

ここでは自民党の裏金問題を告発した人物について見ていきましょう。

結論として、自民党裏金問題を告発した人物は「上脇博之(かみわきひろし)」さんという人物であることがわかっています。

上脇博之のプロフィール

名前:上脇 博之(かみわき ひろし)

生年月日:1958年7月25日

年齢:65歳(2023年12月時点)

出身地:鹿児島県姶良郡隼人町

研究機関:北九州大学、北九州立大学、神戸学院大学

上脇博之さんは神戸学院大学の法学部教授であり、頭に巻いたバンダナが特徴的な人物です。

専門は憲法学や政治国家論などとされており、政治にはかなり精通した人物であることがわかりますね。

学歴としては関西大学法学部を卒業した後、神戸大学大学院で法学を専門的に学んでおり、神戸大学名誉教授である「浦部法穂」さんの門下であることがわかっています。

そんな上脇博之さんですが、今回の自民党裏金問題以外にも様々な政治の不正を告発していたことがわかっています。




上脇博之が自民党裏金問題以外に告発した事案は?

上脇博之さんが告発したのは自民党裏金問題以外にもあることがわかっています。

以下が過去に上脇博之さんが告発した政治の不正に関する事案です。

  • 松井一郎氏の秘書給与に関する政治資金収支報告書に記載していない疑惑問題
  • 河井案里参議院議員の事務所による選挙違反疑惑
  • アベノマスクの納入業者への発注枚数と単価を開示しないことが不当とする開示
  • 細田博之陣営が島根県内の地方議員に労務費名目で1日数千円の現金を支払っていた問題
  • 伊原木隆太知事の後援会による政治資金規正法の上限を超える寄付を受け取っていた問題

以上のように様々な政治に関する不正や問題を見抜き、告発してきた過去があることがわかります。

このような告発をする人物がいることによって、政治による不正の横行を防ぐある種の抑止力となっているのだと思います。

そんな様々な告発を行ってきた上脇博之さんですが、今回の自民党の裏金問題はなぜバレたのでしょうか。




自民党裏金問題はなぜバレた?告発発端やきっかけは?

ここでは、自民党の裏金問題がなぜバレたのかや、告発のきっかけや発端となった出来事は何なのか調べてみました。

結論としては、自民党裏金問題がバレたそもそものきっかけは2022年11月26日の「しんぶん赤旗」によるスクープです。

つまり、上脇博之さんが不正の第一発見者というわけではなく、共産党系の新聞である「しんぶん赤旗」が疑惑を報じ、それに基づき上脇博之さんが収支報告書を精査した結果、告発に至ったとのことだそうです。

「しんぶん赤旗」が疑惑を報じたのは2022年ではありますが、実際の告発は2023年。

書類精査や関係者への取材などの裏どりを入念に行い、2023年11月に告発に踏み切ったということになります。

上脇博之さんのような政治に詳しくも不正に厳格な人物がいなければ、今よりももっと政治家による不正は多かったのかもしれませんね。



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