
ロードレーサーの埜口遥希(のぐち はるき)さんがロードレースの事故で死亡しました。
22歳という若さで亡くなったことに世間では衝撃が走っています。
そんな埜口遥希さんが死亡するに至った怪我の原因は何なのでしょうか。
レース時の動画や画像から死亡に至った原因や無免許による影響などをまとめてみました。
こんな人におすすめ
- 埜口遥希の死亡原因が何か知りたい
- 埜口遥希の無免許だったのか気になる
埜口遥希が2023年ARRCで死亡

埜口遥希さんは2023年のイデミツFIMアジアロードレース選手権(ARRC)のASB1000クラスに出場し死亡しました。
埜口さんは10日に開催されたレース中に別の選手と接触するなどの事故で重傷を負い、地元の病院に搬送されました。 その後、集中治療室で手当てを受けていましたが、現地時間16日の午後5時40分に息を引き取ったということです。22歳でした。
引用:TBS NEWS DIG
決勝レース2回目の4周目の途中で多重クラッシュに巻き込まれてしまい重傷を負ったとのこと。
そこから、現地の病院で治療を受けましたが、現地時間16日午後5時40分に死亡が確認されました。
自身のツイッター(X)ではインドネシアに向かう前の元気な姿を見せていました。

怪我の後は一時期、様態が安定したとのことでしたが、死亡してしまった埜口遥希さん。
埜口遥希さんの死亡に至った怪我の原因は何だったのでしょうか。
【動画】埜口遥希の死亡原因は脳震盪か?

多重クラッシュによって死亡したとされる埜口遥希さんですが、死亡の原因は何なのでしょうか。
結論として、埜口遥希さんが死亡した怪我の原因は明らかにされていません。
しかし、事故瞬間の動画や画像から脳震盪ではないかと推測できます。
動画を確認してみると、カーブに差し掛かった際に転倒し後続車に追突されています。
動画内の角度によると、後続車が埜口遥希さんの頭部を直撃しているのが確認できます。

赤で囲んだ選手が埜口遥希さんで、前方を走る選手とともにバランスを崩し転倒してしまいます。

そのまま左半身から地面に着地し、惰性でそのまま滑ってしまいます。

その直後、後ろを走っていたバイクと接触してしまったとのことです。
引用:ForRide
- 1000ccのバイクでは時速280〜300km
- 600ccのバイクでは時速250km
ロードレースによるバイクのスピードは排気量にもよりますが、時速200kmは超えるとされています。
公道では考えられないスピードです。
猛スピードでバイクがぶつかったということで、脳震盪を起こしてしまったのかもしれません。
そんな時速200kmを超えるスピードで走る埜口遥希さんですが、二輪免許は持っていなかったとのことです。
埜口遥希は二輪免許は持っていなかった

埜口遥希さんはプロのロードレーサーとして活躍してきましたが、二輪免許は持っていなかったとのことです。
過去のインタビューや自身のツイッター(X)でも免許を取得していないことについて発言していました。
「プライベートではバイクに乗らず、二輪免許も持っていないんです」
「チームからは取ってくれといわれているのですが、なかなか取りにいけなくて。でも、バイクは一番の趣味ですね。練習で使っているCBR250をいじったりするのが好きなんです」

埜口遥希さんがバイクに乗るのはあくまでサーキット場のみであり、公道は走らないということ。
公道さえ走らなければ免許は特に必要ないので、時間のない埜口遥希さんはなかなか教習場に行けなかったのでしょう。
ただ、免許がなくても埜口遥希さんのライディングスキルはとても高いことは確か。
免許の有無が死亡事故につながったということは無いといえるでしょう。
仲間からも免許の取得を促されていたということで、ツーリングなども行きたかったのではないでしょうか。
可能性に満ちた22歳という若さで亡くなったことが残念でなりません。