
茨城県桜川市の登録重要文化財である茨城県桜川市の「鈴木醸造所」で4棟が全焼する火事が発生しました。
今回は火事現場の鈴木醸造所がどこにあるのかや、火事の威力がわかる画像をまとめてみました。
この記事でわかること
- 鈴木醸造所の火事被害の状況
鈴木醸造所は登録重要文化財だった

郵便番号:〒300-4407
住所:茨城県桜川市真壁町古城191
鈴木醸造所は1925年に創業したしょうゆ醸造所で母屋は1854年江戸時代後期に建築されました。
2000年には歴史ある建物として登録重要文化財に指定されています。
登録有形文化財(とうろくゆうけいぶんかざい)は、1996年(平成8年)の文化財保護法改正により創設された文化財登録制度に基づき、文化財登録原簿に登録された有形文化財のことである。登録対象は当初は建造物に限られていたが、2004年(平成16年)の文化財保護法改正により建造物以外の有形文化財も登録対象となっている。登録物件は近代(明治以降)に建造・製作されたものが主であるが、江戸時代のものも登録対象になっている。
引用:登録文化財とは | 全国登文会 (zen-toubunkai.com)

こちらは実際に製造していた醤油です。
桜川市産の大豆と小麦「ユメシホウ」をもとにして、2年間熟成して作られる醤油だそう。
地産地消で作られた醤油なだけあって、鈴木醸造所だけでなく市にもダメージになってしまいます。
醸造の為の設備は今回の火事で焼失してしまったため、今後製品の供給にも何かしらの影響が出ることは間違いありません。
悲惨な火事ではありましたが今回の火事では、不幸中の幸いで怪我人はいなかったとのことです。
【画像】7/2の桜川市の鈴木醸造所での火事現場

7/2未明に鈴木醸造所で起こった火事ですが、どのような威力だったのでしょうか。

道路近くの建物は崩壊せずに残っていますが、窓からは空が筒抜けです。
建物の中は消火時にはもうボロボロになっています。

入り口付近でしょうか。
真ん中に大きく構える建物は跡形もありません。
凄まじい火事であったことがわかります。

今回は敷地内の計4棟を燃やすほどの火事であり、かなり悲惨な状況であったことは間違いありません。
実際の燃え盛る炎の画像や映像は残っていはいませんでしたが以下のような証言があります。
醸造所近くに住む女性は「午前0時すぎに焦げ臭いにおいがして、自宅を出たら火事に気付きました。大きな炎が上がっているのが見えて、とっさに近所の人に避難するように知らせに行きました。今までに見たことのない火の勢いで驚きました」と話していました。
引用:しょうゆ醸造所で火事 国の登録有形文化財の建物が全焼 茨城 | NHK | 茨城県
これだけ広大な土地ががれきの山になってしまったわけですから、とんでもない火事であったことが伺えます。
桜川市の鈴木醸造所火事の出火原因は何?

現在7/2の鈴木醸造所での出火原因は明らかになっていません。
出火原因は市や消防が調査中とのこと。
出火原因が明らかになれば追記していきたいと思います。